アクトコールが業績修正を発表!! [ 悪ニュース ]



こんにちは、だしのもとです。

アクトコールが12月30日に業績修正を発表しました。

0. 目次


1. 発表されたニュース
2. ちなみにアクトコールの優待情報等
3. 所感

1. 発表されたニュース


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□ 発表日時
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=>2016年12月30日

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□ 発表企業
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=>株式会社アクトコール(銘柄コード:6064)

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□ (悪)ニュース
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=>業績の修正を発表しました。
=>以下に詳細の引用一部抜粋し、表にまとめたものを記載します。


売上高 営業
利益
経常
利益
親会社
株主に
帰属する
当期純利益
前回
発表
予想
3,857 425406266
今回
修正
予想
4,061 240 240 143

(引用 : http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1428589)

=>前回より売上高は上がっていますが、営業利益、経常利益、純利益が下がっています。

=>前回より修正した理由は以下に示したように引用に記載ありました。

「2.業績予想修正の理由

平成28年11月期における連結売上高につきましては、3,857百万円を予定しておりましたが203百万円増加の4,061百万円となる見込みです。これは、主に、当社グループの既存事業である、住生活関連総合アウトソーシング事業における緊急かけつけ等会員制サービスの会員数、不動産総合ソリューション事業におけるサービスオフィス事業の契約件数および決済ソリューション事業における家賃収納代行サービスの契約件数が堅調に推移したこと、また、M&Aによって飲食事業をグループ化したことによります。

しかしながら利益面につきましては、前回予想を下回り、営業利益は185百万円減少の240百万円、経常利益は166百万円減少の240百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は123百万円減少の143百万円となる見通しであります。
営業利益及び経常利益については、既存事業はほぼ計画通り推移したものの、不動産総合ソリューション事業におけるRE/MAXJAPAN(株式会社kidding)の立ち上げ、その他事業におけるAI研究開発等の事業化(株式会社ジーエルシー)および飲食事業規模拡大のための新店舗オープン(株式会社ヒトビト)等、中長期の企業価値向上を目指した新規・成長領域への事業進出のための先行投資により、人件費をはじめとした販売費及び一般管理費が膨らんだことによるものです。
親会社株主に帰属する当期純利益については、上記要因に加えて、下記のとおり特別損失84百万円を計上するため前回予想を下回る見込みとなりました。」(引用 : 同上)

=>既存の事業の契約数が伸びたことで売上高は上がりましたが、新規事業の経費が予想を超えてかかったため、営業利益、経常利益は下がりました。
=>また、特別損失もあり、親会社株主に帰属する当期純利益も下がりました。
=>特別損失の詳細は、以下に示したように引用に記載ありました。

「3.特別損失の計上

AI研究開発等を行う株式会社ジーエルシーにおいて、韓国製スマートメディアディスプレイの販売を行うべく販売権を取得しておりましたが、韓国の情勢不安や工場の生産能力不足等があり販売計画を大幅に下回った結果、将来収益が見込めないと判断したため、その販売権につき平成28年11月期にて減損処理を行いました。
また、当社において平成28年4月に発生しました熊本震災に関連して債権放棄等を行ったことから、特別損失84百万円を計上する見込みです。」(引用 : 同上)

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□ ニュースの引用先
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=>http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1428589

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□ (悪)ニュースと判断した理由
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=>前回発表より、売上高は上がっているが、営業利益、経常利益、純利益は下がっているため
=>株式会社ジーエルシーの販売権で特別損失を出しているため

2. ちなみにアクトコールの優待情報等


アクトコールは先日、株式分割しており、以下の優待は分割前となります。分割後はまだ、公開されていません。(参考 : http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1422250)

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□ 株主優待等の諸情報
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=>株主優待をもらうには、最低76,100円必要
        (100株 2016年12月30日時点)

=>銘柄コード … 6064
=>権利確定月 … 11月
=>1株あたりの配当金 … 5.00円

優待内容は「パンとエスプレッソと」優待券または、クオカードです。

保有株数優待金額
100株以上「パンとエスプレッソと」6,000円分
または、クオカード3,000円分


3. 所感


アクトコールが業績修正の発表をしました。

前回発表より、売上高は上がっていますが、営業利益、経常利益、純利益は下がっています。

AI研究関連の新規事業進出に苦戦しているようで、特別損失も出しています。

現在、IT業界はクラウド事業を中心としており、次はAI事業がITの中心となっていくと言われているため、AI研究を始めることは先見の目があると思いました。

しかし、そのために韓国の株式会社ジーエルシーの販売権を取得しましたが、特別損失になってしまったため、この点では、先見の目がないと思いました。

これからどう業績を伸ばしていくかを見て、本当に先見の目がある会社なのか見極めていきたいと思います。

では、また明後日。

ご覧いただき、ありがとうございました。

(明日は過去記事を修正します。)

X. 参考


アクトコールHP : https://www.actcall.jp/

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