飲食系の株主優待が改悪する流れ
いくつか飲食系企業の優待を保有してきた。
今も保有しているものはある。
そして、飲食系企業の株主優待が改悪するのも何度か体験した。
体験したことで見えた改悪の傾向というか、こんなパターンで改悪されていたなぁという話を今回はしていきたい。
①食事券と商品から選べた優待が食事券のみになる
②食事券ごとの金額が上がる
これはあまりダメージがでかい訳ではないが、使い勝手が悪くなる。
例えば、500円ずつだった食事券が1000円ずつになるということだ。
貰える食事券の合計金額に変化はない。
食事券は基本的にお釣りが出ない。
なので、今までお会計が600円の時、500円の食事券を出して端数のみ支払えばよかった。
1000円に変更されたことで、お会計が600円だった場合、400円分食事券が無駄になってしまう。
もっとも、プロの優待族ならば、上手くお会計を1000円近くにして、無駄にするような失敗はしないだろう。
お持ち帰りにも優待が使えるお店なら問題ないだろう。
③お持ち帰りで食事券が使用不可になる
これは結構の痛手である。
食事券の金額が無駄にならないように出来るだけお会計をその金額に近付けたい。
お持ち帰りは微調整にとても合っている。
これが出来なくなると、食べるメニューも金額を意識しなければならなく、少し食事の楽しさが減るだろう。
また、人間には食べられる限界がある。
追加注文で調整するのにも限界がある。
無駄をしないのは大事だが、苦しんでまで無駄をしないのは、ナンセンスだ。
楽しむことを最優先にして欲しい。
④食事券から割引券へ(利用制限)
最後は、この改悪があったら
手放すことを考えざるを得ないものだ。
今まで利用制限がなく、1回のお会計で何枚も使えた優待が、
1000円ごとに500円の優待利用可能などという
利用制限ができてしまうのだ。
この瞬間、この優待は
食事券から割引券と名前を変える。
これまでほぼ優待だけで完結していた支払いができない。
せっかく今まではどうすれば無駄なく支払えるか考えて頑張って来たのに。
また、この利用制限によっては、
我々は優待を使っているのか、クーポンを使っているのか分からなくなる。
例えば、2000円ごとに500円分利用可能の場合、25%OFFのクーポンのように感じる。
せめて半額クーポン(50%OFF)でないと、使おうという気持ちもなかなか起きてこない。
おわりに
今まで見てきた飲食系企業の株主優待が改悪について、書いてみた。
また、別のパターンに遭遇したら追記しようと思う。
今後も優待の改悪に注意しながら、優待を楽しみたい。